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2012/04/29

NHKスペシャル 東日本大震災「“帰宅困難1400万人”の警告」

録画した日〔2011/10/9:NHK総合〕

大震災・原発事故関連は都度録画しています。
じっくり見る時間が取れず、ストックが増えるばかりです。

このNHKスペシャルは東京の「帰宅困難者」を取り上げたもの。
私も当事者でした。
災害当日、企業の役割としては「帰るな」指示が鉄則だそうです。
しかし素直に「了解。会社で寝ます」と言えるのは、私のように気ままな独身男ぐらいではないでしょうか。

そんな私も、当日は帰宅しました。
勤めてる会社は高層ビルですが免震対策は万全。ライフラインもOKでネットもつながる。帰るほうがリスキーという事は分かってたのですが…。

理由は「みんなが帰るから」。
この放送でも取り上げられていた結構重要な問題です。
家が同じ方向だったのは3人。全員部下で女性でした。女性にとって、会社に泊まるという選択肢はワーストなんですよね。
結局、他部署の女性1人も一緒に5人で民族大移動に参戦しました。
貴重な経験でしたが、周りが男だけだったら会社でのんきに酒盛りしてたでしょう。

つくづく思ったのは、大震災が「金曜日の昼間」でなかったら?という事。
例えば月曜日の夕方6時だったら?
恐ろしいシチュエーションが色々と浮かんできます。

いつの間にか東京は震度7までが想定内になっています。
備えはしてますが、実際問題こんなのが来たら受け身の取り様がありませんね。
来ないことを祈る、というのが今の私の災害対策です。