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2012/05/09

エモーショナル・レスキュー / ローリングストーンズ

聴いた場所〔電車(通勤)〕

1980年リリース。全米チャート7週連続No1に輝いています。
さらに、なんとカナダでは15週連続No1を獲得したとの事。
私は勝手に失敗作の烙印を押してたんですが、ルビーの指環級(?)の超ヒット作でした。
やはり表題曲「#8 Emotional Rescue」が出色でしょうか。
初披露の裏声とお馴染みのミック節を織り交ぜた、妖しく粘り気のある構成。
30代終盤に入ったミックジャガーが新境地を開拓です。

なお私は「#4 Let Me Go」と「#6 Where The Boys Go」の違いがわかりません。
ついでに言えば「#9 She’s So Cold」→刺青の男「Hung Fire」→アンダーカヴァー「She Was Hot」はきっとシングル3部作なんだと認識しています。

ジャケ写は斬新なサーモグラフィ。
このあたりから、ストーンズのアルバムジャケットにキレがなくなったような気がします。残念ながらその低迷は21世紀になった今でも継続中のような…。

女たちと刺青の男に挟まれた、エアポケットのようなアルバム。そんな印象をずっと持ってました。
しかし、色々調べたらちょっと違うみたいです。
これを期にじっくり聴きこんでみようと思いました。