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2012/08/01

タイガーマスク #17「目ざめた虎」

録画した日〔2012/7/27:TOKYO MX〕

ちびっ子ハウスのマラソン大会の最中、「チャッピー」とかいうキラキラネームのクソガキがひき逃げに遭う大事件が勃発。
なぜかワイシャツ姿でマラソンにエントリーしていた伊達タイガーは、Wリーグ戦そっちのけで事故原因の究明にあたります。
WWEファンなら「犯人はリキシ」と笑って片付けるところですが、今回は被害者が罪のないちびっ子だけにそれは不謹慎というもの。
人一倍の責任感を持つ心優しき伊達タイガー、取るものもとりあえずハウスの鉄砲玉・健太君とひき逃げ犯探しに走ります。
さっそく2人は、目撃者である「小出カメラ」の息子をキャッチ。
このカメラ屋の息子が、現場写真という決定的な証拠を所有している事も判明します。
そして写っていた犯人は地元の反社会的組織・須川組の跡目ドラ息子。これで事件は一気に解決→お待ちかねのWリーグ戦へ、と思ったのですが。。。
好事魔多し、須川組は業績不振の小出カメラの大口債権者でした。
良心とビジネスの間に揺れるカメラ屋の親父は、結局今後のビジネスを優先して息子の証拠写真ネガを焼却。捜査を振り出しに戻すという行動を取ります。
理不尽な八方塞がりの状況に、鉄砲玉・健太君は「行かせろって」と須川組に単身強行突入。
なぜかコスチューム姿の伊達タイガーも乱入して、お涙頂戴の一件落着へと強引になだれ込みます。
危険を顧みずプロレス的トンパチスタイルを貫いたちびっ子ハウス健太君が、今日のMVPといったところでしょうか。
今回は緊急事件発生のため、Wリーグ戦線を一時中断する特別編成。事が事だけにプロレス自粛も致し方ないでしょう。
ちなみにこの案件、日プロの真っ黒幹部連中に一声かければ「大人のミーティング」でチャッピーの治療費含め即時解決していたはずです。
まだまだ甘い伊達タイガー。早いとこ日プロ中枢に食い込んで、トップとしての「帝王学」を学んだ方がいいのではないでしょうか。