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2012/08/07

タイガーマスク #18「宿命の対決」

録画した日〔2012/8/3:TOKYO MX〕

Wリーグ戦真っ最中に、アパッチ&コマンチとかいう雑魚コンビとのシングル2連戦をマッチメイクされた伊達タイガー。
日プロへの不平不満を封印して、とりあえず1人目の雑魚・アパッチを軽く撃破します。
このアパッチ、名前のとおりアメプロ伝統のインディアンギミックではあるものの、「アバババ」と奇声を上げるだけのノーアイディアレスラー。
狼酋長・ワフーマクダニエルが見たら、トマホークチョップを1ダースブチ込んだ直後にインディアンストラップでメッタ打ちにするレベルのフェイク野郎です。
翌日のシングル2戦目は、なんと伊達タイガーの不戦勝。
2人目の雑魚・コマンチはドレッシングルームでミスターXと虎の穴傭兵にグルグル巻きにされ、リングに上がることすらできない状態に…。何とも情けない試合放棄です。
さっさと帰ってマッサージでも受けたい伊達タイガーの前に現れたのは、謎の不動明王マスクマン。
セコいミスターXが面倒臭いシングルマッチをネジ込んできました。
それにしても、いかにも「急いで作りました」感の漂うやっつけマスク。佐山タイガーの蔵前デビュー戦のそれを彷彿とさせます。
ちなみにブッカー馬場さんは、虎の穴の無法乱入&独断マッチメイクを静かに花道で見守ります。
世界最強タッグのハンセン乱入事件で「土足で上がりやがって」と大乱闘をおっ始めた男と同一人物とは思えません。
やっつけ不動明王の正体は#14で初登場した伊達タイガーの旧友・大門大吾。
古巣虎の穴のミスターXに拷問洗脳されたこの男、タイガーに負けたら即抹殺という要件を宣告されていました。

すでにスター街道を歩んでいる伊達タイガーは、そんな大門に付き合うことなく圧勝。
洗脳が解けて旧交を温めようとする大門を、猪木(今回出番なし)の「まあ、それぞれの想いがあるから、それはさておいて」的に軽くあしらって、次のステップへと進んでいきます。

ちなみに敗者・大門大吾はなぜか抹殺を逃れたようですが、それはまあどうでもいい話。
次回は、メインストリームのWリーグ戦がいよいよ最終節を迎える模様です。
頭を切り替えて、長かったWリーグ戦のエピローグを見届けたいと思います。