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2012/08/03

ヴァンガードpresents ワールドプロレスリングLIVE 第3弾 G1 CLIMAX 22 ~THE ONE AND ONLY~

録画した日〔2012/8/1:朝日ニュースター〕

やたらとプロレスに理解のある謎のCS局・朝日ニュースターが、新日G1クライマックス開幕戦を後楽園ホールから完全生中継。
会場に行けないファンとしてはありがたい限りです。
ゴリゴリのシングル公式戦のみ全8試合。
その大トリを飾ったのは、白星発進したIWGP王者・棚橋のチャラいエアギターでした。
しかし試合中にスポットを浴びまくったのは、その対戦相手シェルトン・ベンジャミン。尋常じゃない身体能力を思う存分爆発させました。
グランドもちゃんと見てもらえるジャパニーズスタイルは、元チームアングル・ベンジャミンにとっては格好の舞台かもしれません。

そして特筆すべきはチャラい苦労人・棚橋の献身的なファイトスタイル。
新日ファンには未知の要素が多いベンジャミンに、持ってる技量を全部棚卸しさせました。
昭和プロレスの「ポリスマン」にも近い働きか?、内外から信頼を勝ち得たスターレスラーと言えるでしょう。

ちなみに、熱狂の開幕戦で一番頑張ったのは、解説席に座った獣神サンダーライガーでしょう。
この昭和39年生まれの23歳、都合2時間半「スゲぇ」「マジかよ!」「ヤバいわ」「ヴァー」「ホゲェえ」と絶叫しっぱなし。
放送席裏で内藤ポースの真似をするちびっ子など遥かに凌駕する、完璧なまでのプロレス馬鹿目線でお茶の間に興奮を運んでくれました。

資本がブシロードに移って初めてのG1。
都内にいると、ポスターやら宣伝カーやら彼らの熱さと本気具合が伝わってきます。
今回の実況生中継も、単独スポンサーとしてリングの後片付けまで放送するという度量のデカさを見せてくれました。
選手ともども、両国決戦まで全力で突っ走ってくれそうで楽しみです。