Translate

2012/10/11

勝新を待ちながら~カツシン・ワンス・モア #1-10

録画した日〔2012/10/3~4:日本映画専門チャンネル〕

BARのマスターに扮した佐野史郎が「映画人」勝新太郎の魅力に迫る10分番組(×10)。
勝新を待ちながら飲んでる映画仲間(声だけ)とマスターが、思い出話に花を咲かせていくというシチュエーションです。
基本はマスター佐野史郎の一人芝居。
そこに、最強映画軍団”大映京都”の監督やカメラマンがVTR登場し、グリーンボーイ時代から勝新を語るシーンが織り交ぜられます。
次々登場した大物スタッフの中で、私が知っていた名前は脚本家の中村努さん。
勝新の関連書籍には、面白エピソード(ご本人にとっては相当な災難)が多数記載されています。
一生懸命書いた本を文字どおり「白紙」にされることは日常茶飯事。忍耐強さ、フレキシビリティ抜群の職人さんなのでしょう。
60年代以前の「大映時代」がメインでしたが、私が好きな70年代「勝プロ・TV期」のエピソードもちょこっと登場。
TV版座頭市の打ち合わせシーンを録音したという、貴重テープも公開されました。
番組随所に散りばめられた懐かしフォトも興味津々です。
TV版座頭市フェチの私は「映画人」としての勝新にはあんまりが興味がないのですが、それはあくまでも”今のところ”の話です。
録り溜めて全く見てない勝新関連の映画が、すでにHDDを圧迫してる状態。
時期を見て「ムービースター・座頭市」の世界に足を踏み入れていこうと思います。