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2012/11/07

座頭市物語 #19「故郷に虹を見た」

録画した日〔2012/9/1:時代劇専門チャンネル〕

必殺仕事人・藤田まことが仕事場を乗っ取られた料理人役で登場。
川っぺりでコイの活き造りをご馳走になった座頭市は、厳しく優しく藤田まことをサポートします。
藤田まことは義理の弟の罪をかぶって3年間放浪の旅に。その間に名門料亭だった実家は、ヒール軍の支配下でお下劣なキャバクラ系飲食店に劣化してしまいました。
おいしい料理目当てで訪れた座頭市は、あまりのヘボサービスっぷりに怒りの途中退席。
祇園のVIPにして芸能渡世随一の食通としては絶対に譲れないお店選びラインがあるのでしょう。
「自分が犠牲になれば家族が幸せになれる」と義を貫く藤田まことに対し、「それはオメェさんの身勝手じゃァねえのか?」と座頭市は珍しく説教モードを披露します。
しかしこれは2歳先輩・座頭市のツンデレ。弱きを助ける渡世人スピリットはもちろん健在です。
ラストでは、店だけでなく綺麗な妹さん・真野響子まで強奪しようとするヒール軍をメッタ斬り、名門料亭再建のアシストをしました。

冒頭、必殺料理人・藤田まことが華麗な包丁さばきで振舞ったコイの活き造りは、パラパラっと「塩」を振っていただく何ともウマそうな代物。
これにはグルメ王・座頭市もホッペを落っこどして大感激です。
刺身に塩は合うのだろうか?、スーパーでマグロでも買って試してみようと思います。