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2012/11/25

新日本プロレス 2012・11・21@TDCホール

録画した日〔2012/11/24:JSPORTS3〕

聖地・後楽園ホールのハス向かい、TDCホールで行われた「WorldTagLeague2012」開幕第2戦。
リーグ戦の参加チームは「14」。けっこう大掛かりなシリーズのようです。
この日の裏メイン的位置付けだった「ライガー・KUSHIDAvs桜庭和志・柴田勝頼」のスペシャルタッグ戦。
ライガーと桜庭の接近遭遇はかなり貴重な気がするんですが、あんまりカラミはありませんでした。
試合は桜庭が総合チックな関節技でKUSHIDAを一蹴。最後は1.4東京ドームで柴田と激突するキングコング・真壁が乱入して大騒ぎのおしくらまんじゅうです。
バックステージでは怒りの獣神ライガーによるべらんめえ大暴言トークショーが勃発。
「何が桜庭だ、総合だヴォケコラ!」「出たり入ったりしやがってゴルァ!!」と言いたい放題のフルスロットルで突っ走ります。
これぞジャパニーズプロレスラーのマイク芸。のらりくらりトークで突っ込みどころ・イジリどころが極端に少ないIQレスラー桜庭も見習って欲しいもんです。

WWEファンとして面白かったのは「MVP・シェルトンベンジャミンvsランスアーチャー・デイビーボーイスミスJr」による公式戦。
在籍時の格はMVP&ベンジャミンが上ですが、新日での実績はIWGP現役タッグ王者の2人が上となります。
日本寄りアメプロスタイルでぶつかり合った試合は、WWEで格上だった2人が勝利。
確実に仕事ができるこの4人、特にMVPあたりは今WWEに戻ればそれなりのポジションを掴めそうな気がします。まぁ「テンサイ」ことジャイアントバーナードの不遇を見ると二の足を踏む気も分かりますが…。

「1年の掉尾を飾るタッグリーグ戦」と来れば我々オッサン世代は無条件でテンションがMAXになるもの。
しかし、このワールドタッグリーグはどうもノレない要素が多いです。
IWGP王者・棚橋はキャプテンニュージャパンと、レインメーカー・オカダはヨシハシと、それぞれ引いたポジションでの参戦。どこが優勝してもサプライズになる、作られた群雄割拠と言ったところでしょうか。
本番はあくまでも1.4東京ドーム。
このリーグ戦は、ドームでのタッグ王座チャレンジャー決定リーグ戦として楽しんだほうがいいのかも知れません。