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2013/01/22

世界の料理ショー #48「ロールビーフステーキ メキシコ風」

放送時間〔8:00~8:25:テレビ東京〕

ロールキャベツならぬ「ロールビーフ」作りに挑戦。
ビーフで何かを巻くのか?、何かでビーフを巻くのか?、いずれにせよ帝王グラハム・カーのこれまでの戦歴からすれば、カロリー無双の超絶濃厚料理となる事が想像できます。
まずは鶏レバー12個を細かくきざむカー。
本来なら客席の笑い屋連中にツカミの大ボラトークを披露するタイミングですが、なぜか話題はガチョウのレバーに。
「あんなマズイもん見る気もしない」「庶民に高く売り付けるなんて卑劣な詐欺行為!」「裁判所に行って証言してもいい」等々、らしくない激辛マシンガン暴言でガチョウをdisりまくります。
何とも珍しいカーの大演説、ガチョウ業界に憎たらしい奴でもいるのでしょうか…。
ガチョウの文句を言いながら作ったのはレバーペースト。これをメイン食材・ビーフ(牛ヒレ肉)で巻いて「ロールビーフ」にします。
さすがは世界のカロリー王・カー。ウシでトリを巻く、肉のダブルファンタジー状態です。
しかしここで終わらないのがカーの真骨頂。
もう既に「ロールビーフ」の体を成している肉魂を、極上スモークハム8枚でグルグル巻きに補強します。
このスモークハムはブタでしょうか。であるなら、ウシ+トリ+ブタの三役揃い踏み、肉の三連星・トリプルドムの完成です。
肉&肉&肉と大量溶かしバターの相乗効果により、魔性の艶を誇る一品に仕上がった濃厚ステーキ。
カーの自画自賛ドヤ顔も肉の塊に見えてきます。
Wikipediaによればカーは昭和9年の1月22日生まれ。つまり今日はカー79歳の誕生日です。
奥さんテリーナ・カー共々、お元気でご健在との事。
バースデーケーキはスイス風かフランス風か?、溶かしバター生活からはとっくに卒業しているでしょうが、大好きなワインを飲んでいつまでも世界の料理王として大ボラを吹き続けてほしいと思います。