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2013/02/03

洋楽主義 #32「ザ・ローリング・ストーンズ Part2」

録画した日〔2013/1/27:WOWOWライブ〕

ちょっと前に放送されたパート1から引き続きの「観るベストアルバム」。
1980年の「エモーショナル・レスキュー」から2012年の「GRRR!」までの30年超を田口トモロヲ氏のナレーションにより時系列で振り返ります。
音楽的な話はともかく、プロレス的には断然面白い80年代からのストーンズ。
キース・リチャーズ言うところの「第3次世界大戦」仲間割れアングルも、語り部・田口トモロヲ氏に掛かると人類史上の悲劇に聞こえるから不思議です。
「One Hit(to the body)」のプロモは今見ても絶品のプロレス。
狂乱の貴公子・リックフレアーばりの命乞いムーブを見せるミックジャガーは、やはり稀代のエンターティナーと言えるでしょう。
私としてはリアルタイムで見ていないのがとても残念。
当時のファンの様に「この世の終わり」を感じたかったド迫力バトルです。
1986年ダーティ・ワークの壮大な前フリから3年越しに復活した、幼なじみグリマー・ツインズのマイク1本芸。
ここから私もストーンズ好きの端くれとなるのですが、ダーティ・ワーク期の因縁抗争を知る人からすれば「Mixed Emotions」の歌詞も含め感激倍増の伝統芸だったのではないでしょうか。
番組は、無かった事というか無くても良かった事になっている90年代も丁寧に回顧。
ルックス重視の私としては、ミックもキースも襟立てゴージャスジャケットを着こなしてたこの時期はそんなに嫌いじゃぁありません。
ただ1997年のブリッジズ・トゥ・バビロンは、ストーンズで唯一今まで一度も聴いたことがないアルバムです…。

2000年代以降はまさしく”転がり続ける”という言葉がピッタリの四人衆。
懐メロバンドとしての惰性ではなく、音楽的・商業的にしっかりと現在進行形で転がっているところが世界最強ロックバンドと崇められる所以だと思います。
ドキュメンタリー映画「Crossfire Hurrican」でもザックリとカットされていた1980年からの30余年。
自分たちの活動期間の半分以上に商品価値が与えられていない事を、ミックジャガー達はどう受け止めているんでしょうか。
見れば、知れば絶対面白い円熟期のストーンズ。
まずは「Crossfire Hurrican」の第2弾制作に期待したいところです。