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2013/03/31

洋楽倶楽部〔日本人の愛する洋楽アーティストベスト50〕

録画した日〔2013/3/26:NHKBSプレミアム〕

日本の「洋楽史」半世紀を振り返って、歴代BEST50のアーティストを選出するスペシャル番組。
ランキングは視聴者アンケートが元になっているようです。
個人的にビートルズ、ツェッペリンに続く3位だと確信していた我らが老雄・ストーンズ。
しかし結果はクラプトン、イーグルスの下、ミックジャガーもワイマンにカラみたくなる「10位」でした。
「50年=半世紀」という番組のエッセンスを満たした世界最強金満ロックバンドが何たる体たらく。
これは彼らの前後10組を確認して敗因を分析するしかありません。
  1. クイーン
  2. マイケル・ジャクソン
  3. ビートルズ
  4. レッド・ツェッペリン 
  5. カーペンターズ
  6. サイモン&ガーファンクル
  7. ビリー・ジョエル
  8. エリック・クラプトン
  9. イーグルス
  10. ローリング・ストーンズ
  11. スティーヴィー・ワンダー
  12. アバ
  13. ボン・ジョヴィ
  14. エアロスミス
  15. オアシス
  16. アース・ウインド&ファイヤー
  17. ポリス
  18. デヴィッド・ボウイ
  19. ディープ・パープル
  20. ジャーニー
5位のカーペンターズをテキトーに語るC調フォワード・武田修宏。
この他、サイモン&ガーファンクルやアバがランクインしているとおり洋楽=ロックという狭い了見ではなく、老若男女玉石混交の国民的エンタメ目線で確立された結構ガチなランキングなのかもしれません。
そうなると日本人向けキラーチューンを持たないストーンズの10位はやむ無し。むしろゴリ押しか?という好評価です。
それより問題なのは、知名度抜群のエンタメ女王・マドンナがシカゴ、キッスの次の31位に冷遇されている点ではないでしょうか。
そして日本人が最も愛するアーティストとして認定されたのはクイーン。文字どおりの「チャンピオン」と言えるでしょう。
ただちょっと気になるのは、”4月28日ワールドプレミアムライブ・クイーンをお送りします…”という番組宣伝。
1位だからの放送か、放送するから1位にしたのか?、「ルーザー」のストーンズファンとして陰湿被害妄想を禁じ得ない大正義NHKの深謀遠慮です。
3時間近く延々放送された番組の中で、私的にちょっといいなと思ったのは5位・カーペンターズ。モノすげぇなと思ったのは4位・レッドツェッペリン。それぞれベスト盤を引っ張りだして聴いてみようと思います。
100人いれば100通りになるベスト50。あくまでネタとして、テキトーに見るのがベストでしょう。