Translate

2013/09/29

WWE PPVスペシャル「ナイト・オブ・チャンピオンズ2013」

録画した日〔2013/9/27:スカチャン1〕

財政破綻のデトロイトで開催された全戦タイトルマッチのPPV。
メイン戦ではダニエルブライアンがランディオートンを下してWWE王座を奪取しました。
前回PPV「サマースラム」でオートン(&トリプルH)にベルトを横取りされたブライアンでしたが、それからほんの1ヶ月足らずでアッサリとベルト奪還を成就。会場のファンと喜びに浸る大団円です。
しかし大体ここらで大音量の「King Of Kings」と共に悪のCOOがブチ壊しの乱入を敢行するはずなんですが…。
その意図は不明ですが、トリプルHは大会オープニングの演説で「如何なる介入も禁止」とこの試合のレギュレーションを制定。
なぜか今日に限ってそのお約束がキッチリ守られ、試合中も試合後も誰一人リングに飛び込んで来ることはありませんでした。
やや気になるのは上級レフェリー・アームストロングの3カウントが高速気味だった事。
いずれにしても極めて薄味だったタイトル移動劇。例によって翌日のRAWが本チャンという位置付けになるのでしょう。

①開幕コント:トリプルHvsポールヘイマン
喋りたくてしょうがないトリプルHがリングを占拠してオープニング大演説を敢行。
そこに、CMパンク戦がイヤでしょうがないポールヘイマンが乱入しますが、COOの話術にハマって逆にアクセルのIC戦がマッチメイクされてしまいました。

②IC王座戦:アクセルvsコフィ・キングストン
トリプルHのビジネスライクな機転が効いて緊急決定した王座戦。その挑戦者は会場人気もあって何かと使い勝手のいいコフィキングストンでした。
とりあえず防衛を果たしたアクセルですが、1日2試合目となるCMパンク戦を前にしての疲労残りが気掛かりです。

③ディーバ王座戦:AJリーvs「Total Divas」の出演ディーバ3人
AJリー対リアリティ番組出演者3人という構図ですが、その3人の中でも対立構図なんかがあったりしてよく分からんフェイタル4ウェイ戦。
最後はAJが無難にタイトル防衛しましたが、ハイライトはナタリヤの前代未聞2枚重ねシャープシューターでしょう。

④世界王座戦:アルベルト・デル・リオvsロブ・ヴァン・ダム
何だか掴みどころのない一戦は、アルベルト・デル・リオが姑息な反則負け。もちろんアメプロレギュレーションに守られてベルト移動はありません。
ちなみに密かに楽しみにしていた、RVDマネージャー・ロドリゲスによる寝返りはありませんでした…。

⑤ミズvsファンダンゴ
急増因縁アングルが勃発した2人による決着戦は「ナイト・オブ・チャンピオンズ」の看板に偽りアリとなるノンタイトルマッチ。
ミズがリックフレアー譲りの足4の字固めでタップアウトの完勝です。

⑥CMパンクvsポールヘイマン&アクセル
これまた看板に偽りアリのノンタイトル戦ですが、格付け的にはメイン級のビッグマッチ。
CMパンクによるヘイマン処刑中に何故かライバック(この日は非番)が乱入。パンクはWWE王座戦線に参戦せず新たな因縁抗争に身を投じるようです。

⑦US王座戦:乱入軍団シールドの薄毛vsドルフ・ジグラー
悪のCOO・トリプルHの忠犬として安定職をGETしたシールドの薄毛が、これといった悪い事もせずに完勝。
受け身の鉄人・ドルフジグラーのプッシュはいよいよこれで打ち止めでしょうか…。

⑧タッグ王座戦:シールドの残り2人vsプライムタイムプレーヤーズ
メイン戦前の休憩タイム。
身体能力だけは郡を抜くクオリティのプライムタイムプレーヤーズでしたが、そつのないシールド2人がアッサリとひねり倒しました。