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2014/07/13

WWE PPV「マネー・イン・ザ・バンク 2014」

録画した日〔2014/7/10:スカチャン1〕

ジョンシナの地元ボストンで開催されたPPV。
メインのWWE王座争奪ハシゴマッチを制したのはそのジョンシナでした。
今や一枚看板であるダニエルブライアンが不在の今回PPV。
シナの戴冠は既定路線だったのか、それとも緊急代打という扱いなのか?
なんとなく後者っぽい気がしますが、このチャンスを利用してメインストリームをひっくり返す大復権劇を見せてほしいものです。
オートン擁立構想が崩れて頭を抱えるトリプルH夫妻。
やりたい放題の「権力者=The Authority」としては、ある意味自分たち以上のブーイングの貰い手である新チャンプをどうイジっていくのかがこれからの課題となるでしょう。

①タッグ王座戦:ウーソズvsワイアットファミリー構成員2人
抜群の身体能力と上昇志向を持つ4人によるオープニング。
軍配はウーソズに上がりましたが、これで終わりにするのはもったいない名勝負数え唄の予感が漂う充実のマッチアップでした。

②ディーバ王座戦:ペイジvsナオミ
ナオミにとってはクビになったファンクザウルスの弔い合戦(?)となりましたが、ゴリ押し王者・ペイジの牙城を崩すことはできず。
相方・キャメロンが不穏な動きを見せるなど、ナオミにとっては散々な王座戦です。

③アダムローズvsダミアンサンドウ
ボストンの英雄・ポールリビアのコスプレで毒を吐くダミアンサンドウを、エキゾチック急行・アダムローズが難なく料理。
系統としては似かよっている2人。ダミアン・サンドウの今後の進路が気掛かりです。

④マネー・イン・ザ・バンク戦
バレットが怪我で欠場というバッドニュースが飛び込んだマネー戦。
ケイン介入でロリンズ勝利というバッドニュースの上塗りとなりましたが、試合自体は各自が梯子キミックをフル活用するハイレベルの代物でした。

⑤ライバクセルvsローデス兄弟
ゴールドダスト&スターダストというヨゴレキャラに身を貶したローデス兄弟。
ライバクセルとのタッグマッチで勝利を得ましたが、元NWA王者の偉大な親父さん=アメリカンドリーム・ダスティローデスの心情を慮ると切ない限りです。

⑥ルセフvsビッグE
大ロシアギミックをコツコツ構築したルセフ(withラナ嬢)に即席パトリオット野郎・ビッグEが待ったをかけるナショナリズム決戦。
プーチン閣下のご加護の元、ルセフが米露代理戦争を制しました。

⑦レイラvsサマーレイ(レフェリー・ファンダンゴ)
大馬鹿ダンス野郎・ファンダンゴをレイラ&レイの美女2人が取り合うという、興味のない人間にとっては限りなく不毛な痴情マッチ。
レフェリー・ファンダンゴによる大きなインチキもなく、今カノ・レイラが勝利を収めました。