Translate

2014/11/14

有吉弘行のダレトク!? #47プロレス業界の秘密特集

録画した日〔2014/11/11:フジテレビ〕

世間のいろいろなネタを検証、調査、追求するような番組。
今回はプロレス業界がテーマ。リポーターの若手芸人が世田谷区野毛の新日本プロレス道場に潜入しました。
田園調布とニコタマに挟まれた野毛。そんな閑静な住宅街を汗ビッショリで闊歩する半裸の大男。
本来なら逮捕連行の事案ですが、野毛はキングオブスポーツ新日本プロレスの治外法権区域。小洒落たモラルなど通用しません。
大男の正体はもちろん我らが中西学。
ズブ濡れの野人はそのまま道場へ入ることなくわきに停めたマイカーに籠城。半裸のまま朝食のスパゲッティ(中西手作り)をカッ食らう驚愕の猛デモを敢行しました。
「別に隠れて食べてる必要ないけどみんながいる前で食う必要もない」と聞き様によっては哲学的なニオイも感じる持論をブチ上げた野人。
この一連の半裸朝食デモ、私としては2000年代初頭の定番コント「タイツ1丁でタクシー」へのセルフオマージュと解釈します。
朝は1人だった野人ですが昼は道場隣の合宿所で仲間と一緒にちゃんこ。パック納豆を一口で丸飲みするなど、ここでも桁外れのパワーを炸裂させます。
ちなみにちゃんこ番の小松と田中はイケメン若手として紹介されていました。特に異論はありません。
昼メシ前のシャワーシーンではR指定の豪ケツまで大公開した野人。
これはもはや野放しの中西ランド状態。
大本営・テレビ朝日に負けず劣らず、敵国・フジテレビにも熱烈な中西シンパが存在しているようです。
この日道場にいたのは永田裕志、小島聡など。中西を含めた第三世代の3人が番組のメインとなりました。
黙々と自転車を漕ぐ荒武者・後藤洋央紀は特に紹介もされず昼メシにも不参加。今後は同級生・柴田勝頼らとともに世代超えを企ててほしいところです。
「首投げ」「金星」などのスラングを半裸でレクチャーする永田と小島。
パワーでは中西に及ばないと悟ったのかソフトな下ネタ路線で勝負です。
なお永田裕志は、前述のシャワーシーンにおいて「前」を露出。お茶の間にブルージャスティスを見せ付けました。
中西、永田たちと同じ日に撮ったかは不明ですが、100年に1人の逸材・棚橋弘至も合宿所のお洒落なデッキから参戦。
名門・立命館大学で何のサークルに入ってたかについて言及はありませんでした。
棚橋の他の個別対応組は真壁、ライガー(合宿所単身赴任)、小林邦昭(合宿所管理人)。
この手のネタでいつも残念なのは、レインメーカー・オカダやイヤァオ・中邑真輔らのヒール勢が参戦できない事でしょうか。
リフォームしたてで綺麗な合宿所とイジられキャラのゆかいな先輩たち。
これが実際の雰囲気かどうかはともかく、昭和-平成初期の豪快理不尽エピソードに胸踊らせた者からすれば隔世の感である事は否めません。
しかしこれらは会社として今を生きるためのいわばギミックチェンジ。オッサン世代の私達も懐古に浸ってるだけではいけないのでしょう。
まあ、野人中西を見ているとそんな理屈はどうでも良くなるんですが…。