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2015/02/07

WWE PPVスペシャル「ロイヤルランブル2015」

録画した日〔2015/2/5:スカチャン1〕

ECWの本拠地・フィラデルフィアで行われた伝統のPPV。
メインはもちろん30人バトルロイヤルです。
昨年に引続き今年も爆発してしまった”クソ試合”チャント。
ただの「お掃除役」でいいビッグショーとケインが掃除し過ぎて最後の3人まで残っちゃうというヘボ展開を見せられたんじゃこれは致し方ありません。
最後に残ったもう1人はローマンレインズ、となるとこの時点でどう考えても優勝はこの男となります。
ちなみに直前まで残っていたのはアンブローズ。だったら元シールドの同門対決で締めりゃぁいいのに…。つくづく救いようのない”クソ試合”です。
程なくしてビッグショー&ケインを落っことしたレインズ。
さっそく報復を受けますが何とそこにロック様が緊急救済乱入。ロックボトム&殺人技・ピープルズエルボーで往生際の悪い巨漢2人を駆逐しました。
これは超大物によるゴリ押しレインズへの「お墨付き」セレモニーか?
だとすればなんともイタいロック様のムダづかいと言えるでしょう。
なお、レインズ最後の敵はビッグショー&ケインではなくルセフでした。
ルセフは既視感ありありの「落ちたけど落ちてなかった」系トリックプレーを敢行したもののあえなく瞬殺。
それにしてもこのチート芸をなぜルセフにやらせるのか…。つくづく救いようのない”クソ試合”です。
そんな稀に見る”クソ試合”の入ったり落ちたりは以下のとおり(ヤマカッコ内が落ちた順)。
「ミミズ大好き」ブギーマンの生存確認が私にとっての救いでした。
  1. <1>ミズ
  2. <2>Rトゥルース
  3. <3>ババレイダッドリー(ECWサプライズ枠)
  4. <5>元ワイアットのタンクトップ
  5. <25>ワイアット本家
  6. <4>カーティスアクセル→元ワイアットの動物お面に参戦権強奪される
  7. <6>ブギーマン(ゲテモノカムバック枠)
  8. <7>シンカラ
  9. <8>ザックライダー
  10. <12>ダニエルブライアン
  11. <11>ファンダンゴ
  12. <9>タイソンキッド
  13. <16>コーディローデス=スターダスト
  14. <10>ダイヤモンドダラスペイジ(レジェンド枠)
  15. <29>ルセフ
  16. <15>ゴールドダスト
  17. <14>コフィキングストン
  18. <13>エキゾチック急行・アダムローズ
  19. <優勝>ローマンレインズ
  20. <19>ビッグE
  21. <17>ダミアンミズドゥ
  22. <21>ジャックスワガー
  23. <20>ライバック
  24. <27>ケイン
  25. <26>アンブローズ
  26. <18>タイタスオニール
  27. <22>バッドニュースバレット
  28. <23>セザーロ
  29. <28>ビッグショー
  30. <24>ドルフジグラー
今大会の「敗因」は一枚看板・ブライアンをあっさり落とした事に尽きるでしょう。
よっぽどケガが重いのか?、だとしても他にやり方はあったはず。
その他、せっかく解雇→復職アングルで盛り上がったジグラーやライバックもあり得ないレベルのヤマなしオチなしっぷりでした。
2年連続大ポカをかましたロイヤルランブル。
あまりにも”クソ試合”だったため、現地では「WWEネットワーク」の解約運動が勃発したとかしないとか。
海賊男やTPG、ラジャライオンといった日本マットにおける幾多の熱い”クソ試合”を見てきた者からすると、この”クソ試合”はアルティメットロワイヤル系のキンキンに冷えた”クソ試合”と言ったところでしょうか。
ここで不憫なのはヘボブックのせいでゴリ押し感マル出しとなってしまった次代のエース・ローマンレインズ。
昨年のバティスタとは根本的に違うはずなのに、彼もまたイバラのRoad To Wrestle Maniaを歩むこととなりました。
事の成り行きによっては逆転の発想で王者・レスナーのベビーターンもありか?
一夜明けのRAWが楽しみです…。
…と思ったら、一夜明けのRAW(#1131)は現地を襲った大寒波のため異例の開催キャンセルになっちゃったとの事。
何から何までどうなってんのか、もはや笑うしかない胸いっぱいの”クソ試合”。
WWE上層部はお祓いにでも行ってきたほうがいいんじゃないでしょうか。

①ジ・アセンションvsニュー・エイジ・アウトローズ
先人への不敬を芸風とするアセンションが古参タッグをサクッと粉砕。
そんな結果はともかく「準備はいいかってんだよ!(Are you Ready?)」の鉄板チャントを持つアウトローズの“つかみ適性”を再認識するオープニングマッチでした。

②タッグ王座戦:ウーソズvsミズ+影武者ミズドゥ
安定感抜群の真面目な双子・ウーソズが堅実にベルト防衛。
一方この後のランブル戦でもギクシャクしていたミズ&ミズドゥ。そろそろ仲間割れしてレッスルマニアで一騎打ち路線でしょうか。

③ベラ姉妹vsナタリヤ&ペイジ
何でここでやるのかよく分からないディーバノンタイトルタッグ戦。
彼女たちの本戦はこのPPVではなく、日本人は見る事ができないゲス&下世話系リアリティ番組「Total Divas」なのでしょう。

④WWE王座戦:レスナーvsシナvsロリンズ
「これぞ名勝負(This is awesome)!」チャントも飛び出した三つ巴戦はレスナーがロリンズを押さえこんでベルト防衛。
とはいえレスナーは季節労働者、ジョンシナは残念ながら空気扱い…。マネーカバンを持つロリンズが祭典まで何やらカギを握りそうな気配です。