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2015/08/22

WWEロウ #1156

録画した日〔2015/7/31:JSPORTS3〕

PPV「バトルグラウンド」から一夜明けたカンサスシティ大会。
オープニングを飾ったのは前夜突然の復帰を果たしたアンダーテイカーでした。
テイカーの狙いは猛獣・ブロックレスナーの首ひとつ。その因縁は「21-1」の屈辱にまみれた1年3ヶ月前のレッスルマニアまでさかのぼります。
いくらなんでもタメ過ぎだろうってレベルの悠長な雌伏の時。ワイアットだか誰だかと一戦交えてた今年のレッスルマニアはいったい何だったんでしょうか…。
そんな経緯はともかく金の雨が降るアングルにトリプルH夫妻はホクホク。さっそく2人の一騎討ちを1か月後のPPV「サマースラム」にネジ込みました。
本番までに何かあっちゃあタマらんと危惧するマッチメイカー・トリプルH。レスナーのマネージャー・ポールヘイマンに「絶対連れて来るなよ」とガバガバの業務連絡を通達します。
トリプルH夫妻は続いてドレッシングルームの1.5軍メンバーを会場広間に緊急招集。レスナーが万が一来ちゃった時は全員でこれを阻止しろと、これまたガバガバなトップダウンを発令しました。
これらをもってレスナー登場&大乱闘は確定事項に…。カンサスシティのお客さんはその時を今か今かと待ち侘びます。
かくして始まったポールヘイマンの暴言連呼大挑発演説。これを受けたテイカーは定番の停電リングインでヘイマンと対峙、そうなると当然レスナーがリングへと猛ダッシュ。
前夜のビッグサプライズ第2弾がド派手にその幕を開けました。
かつての1.4ドーム小川vs橋本チックなムーブであっという間に無法地帯と化したリング。止めに入ったドレッシングルームの連中はもちろん無力です。
顔芸も含め、両雄のマッチアップは掛け値なしド迫力の一語。大興奮の会場からは「This is Awesome!(これぞ名場面)」の絶賛チャントが沸き上がりました。
この日のオチは地元警察によるレスナー逮捕。
病に伏すマサ斉藤のお見舞いのため日本へ駆け付け、ついでに国技館で試合をしたという激熱エピソードを持つ心優しき猛獣レスナー。情状酌量でサマースラムまでに釈放されることを願ってやみません。